秋の乾燥対策|チェックしたいスキンケア成分
秋を目の前にして、そろそろ夏のスキンケア化粧品から、秋用に変えようかな?と考えている人はいるのではないでしょうか?
これから続く、秋・冬はご存知の通り、空気も乾燥してきますし、肌も夏のダメージを受けた状態で乾燥しやすく、肌トラブルを起こしやすくなります。
肌の乾燥がひどい。。となる前にスキンケア化粧品の切り替えを検討してみてはいかがでしょう?
保湿美容液で乾燥対策
化粧水で潤いを与えた後の保湿をサポートする美容液は乾燥肌のケアにおすすめです。
化粧水は基本的に潤いは与えるものの、保湿の役割は無いので、水分と美容成分、油分を含んだ美容液で潤いのサポートと保湿効果を充実させましょう。
美容液選びのおすすめ成分
保湿目的で美容液を選ぶ時に入っていると嬉しい成分、もしくは取り入れたい成分としておすすめなのが、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンが挙げられます。
美容面では有名な成分ですが、肌に存在する成分で、かつ、年齢や生活環境の中で増減する成分です。
特に年齢を重ねると肌から水分が減っていき、乾燥しやすく、しわやたるみの原因にもなりますので、しっかりと補ってあげたい成分です。
セラミドで保湿力をアップ
保湿を補う成分の中でおすすめなのが、セラミドです。
セラミドは肌の角質層にある保湿成分で、肌の上層部にあることで、スキンケアで与えてあげても、効果を発揮しやすいと言われています。
また、元々肌にある成分なので、肌への負担が少なく、肌質を選ばずに使えるメリットもあります。
セラミドの種類をチェック
セラミドには表示に種類があります。
・水分の保持とバリア機能のバランスを取るセラミド1・2・3・4
・肌のターンオーバーのや老化に関する働きを持つセラミド3・5
保湿目的でセラミド配合の化粧品を選ぶ時はセラミドの1・2・3が肌の潤いや水分保持をサポートしてくれる働きがあり、おすすめされています。
中でも2・3は保湿効果が高いセラミドと言われています。
セラミド化粧品を選ぶ時にはセラミドの後に数字が付いているものを選ぶことで、本物のセラミドの効果を肌に与えられますので、チェックしてみてくださいね。
化粧品に配合されるセラミドの種類
化粧品に含まれるセラミドは製造工程や原料によって違う4種類のタイプがあります。
同じセラミド化粧品なのに価格が違う時は、ここに違いがあるというわけですね。
合成セラミド
合成セラミドは石油原料から作られる、類似セラミドとも呼ばれています。
価格が安いというメリットはあるものの、効果は他のセラミドに比べて低いと言われています。
植物性セラミド
米ぬかなどから抽出した植物由来のセラミドで、動物性のセラミドよりも肌に優しいというメリットや浸透性は高いのですが、セラミドの構造的な点から、保湿効果が他のセラミドよりも弱いと言われています。
植物性セラミドやコメヌカスフィンゴ糖脂質と表示されています。
天然セラミド
馬などの動物から抽出したセラミドです。
動物由来ということで、肌との相性が良いのが特徴です。
成分表示ではセラミドと表示されています。
ヒト型セラミド
人の肌のセラミドと同等の構造を持っているのが特徴で、バイオセラミドとも呼ばれています。
保湿・浸透性・肌への優しさという点で化粧品に使用されることが多いです。
成分表示ではセラミドの後に数字が付いています。
肌への安全性や浸透性、価格面で見ると、ヒト型セラミドがおすすめです。
しっかりと乾燥対策をして、肌トラブルなく、秋を過ごしましょうね。